早出の大澤がタラバガニを抱えて調理場へ。 昼に大きな宴会があるとかで少し早めの出勤。早々に仕込みに入る。時間との勝負だ。手際よく仕事をこなしていく、やがて北島・乾・店長もそれに加わる。傍らで店主がせっせとキャベツを切る。 10日前に作り始めたデミグラソースも今日仕上がるとの事。このデミグラソースで作るビーフシチューは絶品。今どきこんなに手間隙かけて作るデミグラソースは無いと自慢する。 北島は一度に何種類もの料理を作る。まるで精密な工作機械の様だ。太めの身体を丸くして繊細な料理を次々に作る凄いやつだ。 AM10:00 遅番の関口・浦波が来る。浦波が野菜の下処理にかかる。 自家製のマヨネーズでポテトサラダを作り、ドレッシングを作る。開店まであと少し。調理場を駆けずり回る。 築地市場より帰った関口が眠さをこらえて出前用の揚げ物に取り掛かる。 AM4:30から働きづめだが、やがてW斉藤と峯岸の3名がサポーターとして加わり調理場は開店と同時に戦場の様な忙しさになる。 サー、開店の時間です。いらっしゃいませ~。

どこからともなく畳の香りがする・・・・・・・・・。 実は当店では2ヶ月に1部屋ずつ畳替えをしています。 こうすることによって一年を通して畳の香りが漂う。 こんな些細な事ですが、少しでもお客様に気持ちよくお食事をして頂ければと私ども社員一同心がけています。

1Fの店内はどの席からもガラス越しに季節の庭を見ながら食事を摂ること が出来て、 2Fに上がると、テーブル1部屋、座敷5部屋では落ち着いた会食や宴会、法事など利用できる。 店内は、梅沢・井上・町田のお母さん達によって、ピカピカに磨き上げられている。

鉢植えの花達もそろそろ植え替え時かあまり花の種類を知らないせいか、 毎年おなじ頃、おなじ花を植えてしまう。 たまには変わった花のほうが、お客様も喜ぶのだろうが、とも思う。 日々花を切らす事のない入り口、私にはこれが精一杯。 店内に飾る花は女将の仕事、週に一度とっても良心的な越塚花屋さんから届けられる四季折々の切花で店を飾る。 時折、お客様より「綺麗ね」と、お褒めの言葉を頂く。

店先の大ケヤキの下で食後の一服、そんな光景が最近増えてきた。 店内の喫煙に気を使ってか、一人二人いつの間にか輪になってタバコに 舌鼓、話も弾みなにやら楽しそう。 そんなスモーカー達もまるで森林浴でもしているかのように大ケヤキが 優しく包み込む。