ある日の開店5分前
早出の大澤がタラバガニを抱えて調理場へ。 昼に大きな宴会があるとかで少し早めの出勤。早々に仕込みに入る。時間との勝負だ。手際よく仕事をこなしていく、やがて北島・乾・店長もそれに加わる。傍らで店主がせっせとキャベツを切る。 10日前に作り始めたデミグラソースも今日仕上がるとの事。このデミグラソースで作るビーフシチューは絶品。今どきこんなに手間隙かけて作るデミグラソースは無いと自慢する。 北島は一度に何種類もの料理を作る。まるで精密な工作機械の様だ。太めの身体を丸くして繊細な料理を次々に作る凄いやつだ。 AM10:00 遅番の関口・浦波が来る。浦波が野菜の下処理にかかる。 自家製のマヨネーズでポテトサラダを作り、ドレッシングを作る。開店まであと少し。調理場を駆けずり回る。 築地市場より帰った関口が眠さをこらえて出前用の揚げ物に取り掛かる。 AM4:30から働きづめだが、やがてW斉藤と峯岸の3名がサポーターとして加わり調理場は開店と同時に戦場の様な忙しさになる。 サー、開店の時間です。いらっしゃいませ~。
畳替え ◀