A.M.4時30分、今にも降り出しそうな空模様の中、早朝の354号を板倉へと急ぐ。まだ車も少ない。15分程で畑に到着。深夜の雨でキャベツの葉に水滴が。3月に種付けたジャガイモ、キャベツが元気に育つ。1、500個のキャベツがもう少しで収穫。虫食いが多いのは『無農薬』の証。ネギの生育も順調で7月から豚汁の薬味となります。
ハウスは2棟ありますが、第1ハウスにはトマトがビッシリ。今4段まで花芽が付き、毎日の手入れに汗だくになります。ハウス中の気温はすぐに30℃以上になるので、熱中症予防の為に早め早めの作業を心掛けています。第2ハウスにはキュウリ、ミニトマト。18本のキュウリの苗からは毎日40本程の収穫が有ります。品種は『夏すずみ』で良く「なる」んです(秀品率が高い)。毎日10Lの水を与えます。お陰でまっすぐで上質なキュウリが収穫出来ます。
右がミニトマト。『イエローアイコ』と『レッドアイコ』です。もうすぐ赤と黄のトマトでハウスが埋め尽くされます。ナス、ピーマンも順調ですね。本日はナス4個を収穫しました。「初生り」なので形は余り良く有りませんが、待ちに待った初もんです。ナス、キュウリ、オクラなど路地野菜の畝間に「麦」が蒔いて有ります。この麦が【防虫】【畑の乾燥】【雑草の予防】の役目を果たします。7月になると枯れて敷きワラの代用となり、やがて肥料に変わります。雑草も生えず楽チンです。コーンサラダ用の500本のトウモロコシも花芽が出始め、もうすぐ背丈程になる成長ぶりです。日増しに畑が20種類の野菜で一面緑で埋め尽くされます。
本日の農作業はA.M.7時45分にて終了です。A.M.8時45分には『とんかつ屋のおやじ』に戻ります。

別名【食べる薬】と言われるほどです。
胃の粘膜の再生の効果があるビタミンUやビタミンKを豊富に含んでいます。又ビタミンCの含有量は淡色野菜の中でトップクラスと優秀です。ビタミンCはビタミンAと並んで高い抗酸化作用を持つビタミンです、免疫を高めてくれるので風邪予防には必須とも言えます。アメリカの国立ガン研究所が、1990年にガン予防に効果がある40種類の野菜果物を発表、最も効果の高いグループに入っています。
キャベツを積極的に食べることで期待される健康への効果をまとめると次のようになります。

  1. 胃、十二脂腸潰瘍を予防し胃の機能の正常化
  2. 免疫力が向上しガンを予防する
  3. 動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞の予防
  4. 肝機能を強化し正常にする
  5. 骨粗症を予防する
  6. 新陳代謝が良くなり健康な美肌を作る

などなど良いことずくめのキャベツ残すなんてもったいない、たくさん食べてください。

一足も二足も早い春の訪れに取り残しの野菜達が大忙し。
冬野菜のネギ・ブロッコリー・白菜などが花芽を出して来た。
取り終えた冬野菜の後に牛糞、米ぬか、カキガラ石灰を入れて耕運、春夏野菜の植え付けを待つ。
1月に種まきをしたキャベツがもうすぐ植え付けを迎える。
2ヶ月間大切に育てた約1000本の小さな苗を植え付けて、これは6月にはキザミキャベツとして店で使用されます。
彼岸を過ぎると夏野菜の種まき、苗の植付と毎日が追われます。リレー栽培しているレタスもパセリも7月まで収穫に追われます・・・。

1年を通して何種類もの野菜を栽培し、毎日安心安全な野菜をお客様に提供しております。
さて令和2年の畑はどうなることか?
昨年は8月以降の天候不順で夏、秋野菜の出来があまり良くなかったです。人参と里いもは大豊作でした。
野菜の出来は天気次第。安定した天候で有りますようにと願いつつ、春まき人参の種をまく・・・。
3/11 A.M. 8:00
当店では現在、
板倉町大高嶋に40アールの畑に2棟のビニールハウスを有し年間を通して約24~25種類の野菜を栽培しております。
すべての野菜をまかなう程の量は生産出来ませんが、少しでもお客様に安全、安心な野菜をとの思で自家農園で栽培しております。
特に土作りには気をつかい、米ぬか・カキガラ石灰、堆肥を使用し有機栽培を心がけています。
又農薬につきましては夏期のみ最小限の量とするよう注意しております。
板倉町大高嶋に福よしファームはあります。店の食材として1年を通して20数種類の野菜を栽培しております。